伏見稲荷大社は、
日本の京都市伏見区深草にある神社で、
稲荷神社の総本社として知られています。
稲荷神は元々、
五穀豊穣を司る神でしたが、
商売繁盛や産業興隆の守護神
としても信仰されるようになりました。
伏見稲荷大社の祭神は、
宇迦之御魂大神を中心に、
佐田彦大神、大宮能売大神、
田中大神、四大神の五柱が祀られています。
伏見稲荷大社の歴史は非常に古く、
和銅年間（708年〜715年）
に創建されたとされています。
伏見稲荷大社は、秦氏の祖霊として始まり、
平安時代には東寺の鎮守神として、
真言密教と結びついていました。
また、延喜式に名神大社に列し、
天慶5年（942年）には正一位の極位を得ました。
しかし、応仁の乱の時には社殿が焼失しました。
明応8年（1499年）には、遷宮が行われ、
境内に多数の鳥居やお塚が奉納されるようになりました。
伏見稲荷大社の最大の見所は、
赤い鳥居が連なる「千本鳥居」と呼ばれる参道です。
これらの鳥居は
江戸時代以降に奉納されたもので、
現在も増え続けています。
稲荷山を登る途中には、
多くの小さな稲荷社があり、
山頂からは京都市内を一望することができます。
伏見稲荷大社は、
年中無休で参拝ができますが、
特に初詣や初午の日には多くの人で賑わいます。
また、4月20日には
「稲荷祭（神幸祭）」が行われ、
豪華な山車や舞楽を鑑賞することができます。
【場所】
京都府京都市伏見区深草藪之内町68
【開催日】
年中無休です。
【混雑する日】
土日祝日、GW、紅葉シーズン、年末年始
【混雑する時間】
10時～15時、18時～21時
【混雑回避法】
✅早朝5時～7時、深夜23時以降に参拝する、
✅平日に訪れる、
✅京都駅付近の駐車場に停めて電車で行く、
✅駐車場予約サービスを利用する
【地図】
【駐車場やアクセス方法】
伏見稲荷大社には境内に無料駐車場がありますが、
収容台数は175台で、
混雑時には朝9時前には満車になることもあります。
また、
12月30日から1月5日までは
閉鎖されるので注意が必要です。
その他にも臨時駐車場が開放されることがありますが、
こちらも入庫時間や料金が限られています。
詳細は公式サイトで確認してください。
伏見稲荷大社周辺の有料駐車場も少なく、
料金も高めです。
また、
道路も一方通行で渋滞しやすいので、
できるだけ公共交通機関を
利用することをおすすめします。
JR奈良線「稲荷駅」や京阪本線
「伏見稲荷駅」から徒歩数分で到着できます。
もし車で行く場合は、
京都駅付近の有料駐車場に停めてから電車で行く
「パークアンドライド」が便利です。
また、事前に駐車場予約サービス
を利用すると、安くて穴場な駐車場を確保できます。
【宿泊の旅館やホテル】
伏見稲荷大社周辺には宿泊施設は少ないですが、
京都市内には多数の旅館やホテルがあります。
お好みや予算に合わせて選ぶことができます。
【周りの観光地】
伏見稲荷大社は、京都の南部に位置し、
周辺にも魅力的な観光地がたくさんあります。
伏見桃山城跡
伏見稲荷大社から徒歩約15分の場所にあります。
伏見城跡公園
伏見稲荷大社から徒歩約20分の場所にあります。
伏見酒造博物館
伏見稲荷大社から徒歩約25分の場所にある
「伏見区役所前駅」から京阪電車で約5分の場所にあります。
伏見酒蔵の町並み（京都市/その他観光地・名所）の住所・地図｜マピオン電話帳
東福寺
伏見稲荷大社から徒歩約30分の場所にある
「深草駅」から京阪電車で約10分の場所にあります。
京都府京都市東山区本町１５‐７７８ 付近の地図 - MapFan
伏見稲荷大社から徒歩約35分の場所にある
「丹波橋駅」から京阪電車で約15分の場所にあります。
これらの観光地は、伏見稲荷大社と同じく、
歴史や文化、自然の魅力を感じられるスポットです。
時間があれば、ぜひ足を延ばしてみてください。
伏見稲荷大社は、
日本有数のパワースポットとして人気が高く、
一度は訪れてみたい神社です。
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