京都の紅葉といえば、
清水寺や嵐山などの有名な観光地が思い浮かびますが、
そんな中でも隠れた名所として注目されているのが
「白龍園」です。
白龍園は、
京都市左京区の鞍馬街道沿いにある日本庭園で、
春と秋の限られた期間に特別公開される穴場スポットです。
この記事では、
白龍園の見どころやチケットの料金と予約方法、
注意点などを徹底解説します。
白龍園で一番美しい紅葉を見るなら、
ぜひ参考にしてください。
【白龍園の見どころ】
白龍園は、
老舗アパレルメーカーの青野株式会社が所有する庭園で、
1962年に創業者の青野正一氏が
この地を購入してから造り上げたものです。
庭園は約1万坪の敷地に広がり、
山々に囲まれた自然豊かな景観が楽しめます。
白龍園の最大の魅力は、
何といっても見事な
「苔」と「紅葉」です。
苔は、毎日丁寧に手入れされており、
生き生きとした緑色に輝いています。
紅葉は、
10月から12月にかけて色づき始め、
11月中旬から下旬が見頃です。
紅葉と苔のコントラストは圧巻で、
まるで絵画のような美しさです。
白龍園には、以下のような見どころがあります。
- 大燈篭:入口にそびえる巨大な石灯籠で、高さは約5メートルあります。
- 鶯亭:中央の広場にある東屋で、庭園全体を見渡すことができます。
- 彩雲亭:鶯亭の裏側にある東屋で、二段滝や反り橋を眺めることができます。
- 龍吟亭:白龍神社への参道入口にある東屋で、朱塗りの屋根が目を引きます。
- 白龍神社:庭園の奥に鎮座する神社で、不老長寿の神様「白髭大神」と商売繁盛の神様「八大龍王」を祀っています。
- 福寿亭:庭園の高台にある東屋で、山々や町並みを一望することができます。
- 清風亭:庭園の南側にある東屋で、竹林や池を見下ろすことができます。
【料金】
白龍園は事前予約制であり、
チケットは現地では販売されていません。
チケットは白龍園の公式サイトから
オンラインで購入することができます。
料金は以下の通りです。
大人:1,600円(10月と12月は1,300円)
小学生:800円(10月と12月は650円)
未就学児:無料
【予約方法】
白龍園のチケットは、
公開期間中の毎日9時から発売されます。
予約は次の手順で行うことができます。
✅白龍園の公式サイトにアクセスする。
✅「チケット予約」のボタンをクリックする。
✅入園希望日と時間帯を選択する。
✅人数を入力し、必要事項を記入する。
✅決済方法を選択し、支払いを完了する。
✅予約完了メールが届くので、印刷するかスマホに保存する。
【注意点】
白龍園を訪れる際には、
次の点に注意してください。
【場所】
白龍園の場所は以下の通りです。
- 住所:京都府京都市左京区鞍馬二ノ瀬町106
- 電話番号:075-311-8988
- 最寄り駅:叡山電鉄鞍馬線二ノ瀬駅
【開催日】
白龍園は春と秋に特別公開されます。
2023年春の開催日は以下の通りです。
- 前半:3月21日(火・祝)~4月23日(日)
- 後半:4月28日(金)~6月18日(日)
秋の開催日については、
以下になります。
● 白龍園の公式サイトによると、
2023年秋の特別公開は、10月と12月に行われる予定です。
具体的な日程や料金は、9月中旬に発表されるとのことです。
● デジスタイル京都の記事によると、
2022年秋の特別公開は、前半が10月1日から11月7日まで、
後半が11月12日から12月5日まででした。
● 料金は大人1,600円(10月と12月は1,300円)、
小学生800円(10月と12月は650円)、未就学児無料でした。
【混雑する日】
白龍園は事前予約制であり、
入場人数に制限があります。
しかし、
それでも紅葉の見頃や休日などには
混雑することがあります。
特に以下の日程は混雑が予想されます。
🟧11月中旬から下旬
紅葉の見頃です。色づき具合や天候によって変わりますが、一般的にこの時期が最も美しいと言われています。
🟧土日祝日
休みの日に訪れる人が多いです。特に連休や祝日が重なるときは混雑します。
🟧イベント開催日
白龍園では時々イベントが開催されます。例えば、茶会や和楽器鑑賞会などです。イベントには別途料金がかかる場合がありますし、人気が高いので予約が必要な場合もあります。イベントの詳細は公式サイトやSNSで確認しましょう。
【混雑する時間】
白龍園は入園時間が
10時から14時までと限られていますが、
それでも一日中混雑しているわけではありません。
一般的には以下の時間帯が混雑することが多いです。
- 10時から11時:入園開始直後はチケットを持っている人が集まります。特に土日祝日は早めに来る人が多いです。
- 12時から13時:昼食時は近くの飲食店や休憩処に行く人が多いです。そのため、その前後に庭園に戻ってくる人が多くなります。
- 13時から14時:入園終了間際は最後のチャンスと思って来る人が多いです。また、出口付近では記念撮影をする人が多くなります。
【混雑回避法】
白龍園で紅葉をゆっくりと楽しみたいなら、
次のような方法で混雑を回避することができます。
- 平日に行く:土日祝日はどうしても混雑しますので、平日に行くことをおすすめします。特に月曜日や金曜日は比較的空いています。
- 早めに行く:入園開始直後は混雑しますが、それよりも早く出町柳駅でチケットを購入しておけば、スムーズに入園できます。また、朝方は光の加減や露のしずくなどで紅葉がより美しく見えます。
- 遅めに行く:入園終了間際も混雑しますが、それよりも少し前に行けば、空いています。また、夕方は夕日やライトアップなどで紅葉がより幻想的に見えます。
- 順路を逆にする:白龍園には正式な順路はありませんが、ほとんどの人は入口から反時計回りに庭園を巡ります。そのため、時計回りにすると逆行することになりますが、人とすれ違う回数が減ります。
- 隠れスポットを探す:白龍園には有名な見どころだけでなく、隠れスポットもあります。例えば、池の中央にある小島や竹林の奥にある石仏などです。これらの場所は人気が低いので、静かに紅葉を堪能できます。
【地図】
白龍園の地図は以下の通りです。
【駐車場】
白龍園には駐車場はありません。
公共交通機関でお越しください。
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最寄り駅は叡山電鉄鞍馬線の二ノ瀬駅です。
二ノ瀬駅からは徒歩で約7分です。
二ノ瀬駅までは、下記のようにアクセスできます。
▼ 京都駅から
地下鉄烏丸線で国際会館駅まで約20分、国際会館駅から叡山電鉄叡山本線で出町柳駅まで約15分、出町柳駅から叡山電鉄鞍馬線で二ノ瀬駅まで約25分
▼ 梅田駅から
阪急京都線で河原町駅まで約45分、河原町駅から京阪本線で出町柳駅まで約10分、出町柳駅から叡山電鉄鞍馬線で二ノ瀬駅まで約25分
【宿泊の旅館やホテル】
白龍園を訪れたら、
近くの旅館やホテルに宿泊して、
京都の風情を満喫するのもいいですね。
白龍園の周辺には、おすすめの宿泊施設があります。
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【周りの観光地】
白龍園だけでなく、
周りにも見どころがたくさんあります。
以下は、白龍園から近い観光地の一部です。
白龍園から徒歩で約20分のところにある寺院です。
空海が開いたと伝えられる真言宗の名刹です。
山門から本堂までは急な階段を登りますが、
途中には不動明王や毘沙門天などの仏像があります。
本堂では護摩祈祷を体験することもできます。
白龍園から車で約15分のところにある神社です。
水の神様を祀っており、水占いや水分けの儀式が有名です。
境内には清流や滝が流れており、自然の美しさに癒されます。
白龍園から車で約30分のところにある寺院です。
室町時代の将軍足利義政が建てた禅宗の名刹です。
銀色に輝く堂や枯山水の庭園が見どころです。
白龍園から車で約35分のところにある散策路です。
銀閣寺から南禅寺までの
約2キロメートルの道沿いには桜や紅葉の名所があります。
哲学者西田幾多郎が歩いたことから名付けられました。
【まとめ】
白龍園は、
京都の穴場スポットとして人気の日本庭園です。
春と秋に特別公開される白龍園では、
苔と紅葉の美しいコントラストを楽しむことができます。
チケットは事前予約制であり、入場人数に制限があります。
混雑を避けるためには、
平日や早め・遅めの時間帯に行くことをおすすめします。
白龍園の周辺には、
鞍馬寺や貴船神社などの観光地もあります。
京都の自然と文化を感じることができる素敵な場所です。
この記事では、
白龍園の見どころやチケットの料金と予約方法、
注意点などを徹底解説しました。
白龍園で一番美しい紅葉を見るなら、
ぜひ参考にしてください。